「―ストーップ!!楓、その辺にしとけ。夏音ちゃんは仕事終わりなんだぞ?疲れてんだから空気読みなさいよ。」
「えっ…?あ、あ~~…そういう事?だからちょっと沈んで…。ごめんね?」
『…いえ…。』
…良かった、助かった……。
「分かったら、楓は俺のエプロンのクリーニング取ってきて♪今日受け取りだから、はい♪」
ペラッと受け取り伝票を財布から取り出すと、楓さんの目の前に差し出した。
「なっ……!!?俺が行くの?!……しかも遠い店じゃん!」
「だって仕込みあるし~♪幾斗は居ないし~。」
いまいち腑に落ちない楓さんは渋々といった感じで受け取り、困った顔で席を立った。


