メープル*パンケーキ【1巻】


「くくくっ…そういう所も幾斗と被るんだよね~。…安心して、バレてないから。」

『び…びっくりした…。』

やっぱり藤枝さんに隠し事は出来ないな~…すぐバレちゃう。
…おかげで変な汗かいちゃったじゃん!!ほんの少し気が緩んだせいなのか、気が付けば私は小さな疑問を藤枝さんに素直にぶつけていた。

『…本当に…興味無いんですかね…。』

「えっ…?」

『…りりあちゃんは…なんだか特別な感じがするから…。』

私は俯いてスカートの裾をぎゅっと掴んで力無く呟いた。

「どうしてそう思うの?夏音ちゃんがただ勝手に怖じ気付いてる、の勘違いじゃなくて?」

『…えっ…?』