だって何の抵抗も無く 、 “ りりあ ” って呼び捨てだから。 そりゃあ、幼馴染みだから当然ながら心の距離も癖も性格も…私が知らない事を彼女は色々と知ってるんだと考えたら落ち込まない訳が無い…。 どうやったら平常で居られるか顔に出さない方法を考えているとまた冴木君がポツリ、ポツリと口を開いて。 「…俺さ…昔から気になる人には全然振り向かれもしないのに、苦手なジャンルばっかに好かれるんだよね…。」 『そうなの?』 「うん。…女不振の俺にはキツい…。」