―カラン、カラン―♪ 一歩店内に足を踏み入れた途端若い女の子がクルっと振り返り視線が私に突き刺さる。 視線が気になったけど気にしてないふりをして店員さんが来るのを待っていると、冴木君が後退りをしたのが分かった。 『冴木君?どうしたの?』 「…いや…そのっ……!」 彼は何かに気付いた様子で、みるみるうちに顔が引き吊っていく。 不思議に思っていると次の瞬間…女の子が小走りで此方に向かってくる気配がした。 そしてその後、私は目と耳を疑った―。