アーモンドの生地と濃厚なカスタードがバランスよくマッチして、食べきるのが勿体無く思ってしまう位。 こんなに美味しく感じるのは自分に素直になれたからっていうのもあるのかな? まだ恋愛の段階じゃないし、何も始まった訳でもないけど恋に前向きになれてるのが嬉しいんだ。 この時、私は冴木君の事で頭が一杯になっていた。 お姉ちゃんが言うように、もし彼女が居たなら……その時は時間を掛けてでも忘れよう。 他人の幸せは壊したくない。 ……というか私に略奪する程の魅力も度胸も無いけど。