(どうしてこんなに緊張してるんだろう。ただ質問に答えてるだけなのに―!) 「まったく初々しい悩みだね♪…そんな風に思うって事は、冴木君の事気になってるんだ?」 お姉ちゃんは興味津々な様子で身を乗り出して顔を覗かれて、どうなの?どうなの?と目の前で体をくねらせている。 藤枝さんの “ 幾斗の事知りたくなっちゃった? ” という言葉ともリンクして気持ちが冷静になってきていた。 そして小さく息を吐いて私は一言呟く。