メープル*パンケーキ【1巻】


「あっ、やばっ。そろそろ行かないと…!」

彼の言葉で反射的に時計を見ると時刻は16時半近い。確かにもう出発しないと間に合わないね。

「そっかぁ~!もっと冴木君と話したかったんだけど残念…!ケーキご馳走さま♪」

「感想聞かせてくださいねっ!…それと、良かったら店の料理も食べに来てください♪お待ちしてますので♪」

「行く!もちろん行かせていただきますとも!」

気合充分な受け答えで頷き返すと、ニコッと無邪気な笑顔を向けた。

……こんな風に堂々と話せるお姉ちゃんが羨ましいな。
異性からも同性からも好かれる理由が何となく解る。