メープル*パンケーキ【1巻】


「―それじゃ…俺はこれで失礼しま―」

再びお辞儀をして、冴木君がその場を去ろうとした時―ガシッと彼の腕を掴み動きを封じているお姉ちゃんの姿が目に入ってきた。

「ちょっと待って?せっかくだからお茶飲んでって下さいな♪」

ええっ?!!…飲んでって言うけど、私の部屋なのに!!……掃除はしてあるけど…。

でもさすがに迷惑だよね…。

『冴木君、これから美容室行くみたいだから…』