お互いにだんまり。 だけど、この時…私は私で葛藤していた。 一緒にケーキを食べたいけど…お姉ちゃんと鉢合わせになったら何言われるか分からない。 冷やかされたりするんじゃないかとか…色々な憶測が飛び交う。 何となく…恥ずかしいっていうか、照れくさいんだもん。 『えっと……』 ……どうしよう。 悶々としたまま、私はひたすら最善策を考えていた。だけど冴木君の方が先に口を開いて… 「じゃあ…また今度持ってくるよ♪…忙しい時にゴメン。それじゃまた―」