『…楓…さん??』 初めて聞く名前に首を傾げていると冴木君の表情が少しムクれて見えた。 …気のせいかな? そんなのお構い無しでマスターは、にこやかに楓さんとやらの説明をしてくれる。 「楓はこの前言ってたbar専属のスタッフだよ。ちなみに男ね。年は夏音ちゃんと変わらないか、1個上くらいじゃないかな?」 「…俺、着替えてくる。」 冴木君はそそくさと事務所に着替えに行ってしまった。