―翌朝、私はインターホンの音で目が覚めた。 眠い目を擦りながら玄関のドアを開けると、そこには満面の笑みの藤枝さんが……。 『っ!!!?』 私は彼の姿を見て、慌てて切り替え姿勢を正した。 『おっおはようございますっ!!!』 「~~♪寝起きだね~?スッピンも可愛い♪…これ段ボール持ってきたから使ってよ♪」 そう言って差し出されたのは引っ越し屋さんが用意してくれる物と全く同じ物。 畳まれた綺麗な段ボールだ。