彼のそんな振る舞いに気が緩み安心したせいか、不意に瞼が重くなってきた。 久々にあんなに走ったからかな? 知らず知らずの間に私の体力は底を尽きそうになっていたみたい。 『……………』 「??松岡さん、眠い?」 『…ん…ちょっとだけ…。でもまだ平気…』 本当は相当眠い。でも寝たら帰りどうするの? お店に1人取り残されるのは寂しいし……。