メープル*パンケーキ【1巻】


彼のそんな振る舞いに気が緩み安心したせいか、不意に瞼が重くなってきた。

久々にあんなに走ったからかな?

知らず知らずの間に私の体力は底を尽きそうになっていたみたい。

『……………』

「??松岡さん、眠い?」

『…ん…ちょっとだけ…。でもまだ平気…』

本当は相当眠い。でも寝たら帰りどうするの?
お店に1人取り残されるのは寂しいし……。