そう言うと藤枝さんまで数メートル離れた事務所の隅まで移動して距離を取る妙な立ち位置に。 なんだか二人してそんなに距離を取って同じ場所に固まっているのを見ると、なんだか笑いが込み上げてきてしまう。 冴木君だから、そんな風に考えてくれて気を使ってくれたんだね。 「……でも俺、ちょっと煙草吸いたいかも!」 「はい?煙草なんか我慢しなよ」 「だって俺はピンチから救ったヒーローだよ?!今は副交感神経が優位になってる訳よ!!」