不思議に思っていると、私と同じ目線の高さになるようにしゃがみこんだ。 「取りあえず店の事務所行こうか。車、直ぐそこに停めてるから。怪我とかしてない?…歩けるかな?」 『大丈夫です…』 ゆっくり立ち上がり真っ直ぐ藤枝さんの目を見詰めた後、私は深く頭を下げた。 「夏音ちゃん…?」 『…助けていただいてありがとうございました…!!』 下を向けばまたポタポタと滴が落ちてく。 今の涙は安心して涙が出てるんだ。