その後に鈍い痛々しい音が聞こえたと思ったら元カレの体が転がっていた。 「弱~。男の風上にもおけないな。」 『…??』 暗くてあんまりよく見えなかったけど、目が慣れてきてちょっとずつ姿が見えてきた。 …それにこの声…。 私この人の事知ってる。パニック状態のまま必死に考えてようやく答えを絞り出せた。 「…これ羽織って。ボタン留められないでしょ?ちょっとデカいのは勘弁してね?」 『…ありがとう…ございます』