「ふふっ…。じゃ俺は仕込みの続きに戻るから。…お疲れ様」 『…ありがとうございました。』 藤枝さんが厨房に戻ってから、目の前に出されたアイスティーにガムシロップを入れて一口飲んでみる。 (…美味しいっ…!!) その美味しさに目を見開いた。 やや濃いめに煮出したアールグレイは体中に一瞬で染み渡っていく。