『…うん…!』 私の顔をチラッと横目で見ると、優しい微笑みを浮かべながらハンドルを握っていた。 「やっぱりな♪顔つき全然違うもん♪…良かった、陽菜も心配してたからさ。後で報告しとくからな?」 『お姉ちゃん、心配してくれてるの?』 「そりゃ妹だからな?仕事の心配だけじゃないぞ?夏音の恋愛も心配してるみたいだしな?」 ―恋愛か…。 「…夏音は、彼氏作る気無いのか?」 前を向いたままハンドルを握る先輩の横顔には心配の色が伺えた。