そこには “ 相沢 竜 ” という文字が書かれていた。 「電話鳴ってるけど…?」 『あっ、うん!この前の先輩からみたい!…それじゃ私帰るね!お疲れ様でしたっ!』 「…うん、お疲れ様。」 冴木君に背を向けて小走りで車に駆け寄り、急いで通話ボタンを押した。 『もしもしっ…』 「夏音?竜だけど……今大丈夫か?」 『うん、今仕事終った所だから大丈夫。』