「―食ってないから。俺をチャラ男扱いしないでくんない?俺はただスーパーで松岡さんの買い物に付き合っただけで、付き合ったお礼に松岡さんに夕飯作ってもらっただけだってのっ!」 …冴木君、あの日の事黙っててくれる気なんだ。 …あんまり知られたくなかったから…秘密にしてくれて良かった…。 ホッと胸を撫で下ろすと、冴木君から何気なくアイコンタクトが飛んできて私もパイを一口口に含みニコッと微笑み返した。