それから程なくして可愛いお盆に並々に注がれているアイスティーとガムシロップとレモン、ミルクを乗せて戻ってきた。 それと何やら小さい茶色の紙袋を持っている。 「はい、お待たせ。…あとこれはウチの若僧からのプレゼント。アーモンドクッキーね♪」 『えっ、でも…ご馳走になっちゃって良いんですか?!これって売り物ですよね…?』 「ん?ああ、まぁそうだけど。今まだ作ってるし、支障は無いから気にしないでよ」