メープル*パンケーキ【1巻】


「―おや、もう15時にもなるんだねぇ…。暗くなる前にそろそろ帰ろうかね?」

「そうだなぁ~。綺麗な桜と姉ちゃんを拝めたからなぁ♪」

…あまりに楽しくて、私達は忘れちゃいけない存在を忘れていた。

「―やば、マスターの存在忘れてた…!!」

『……あっ!』

お互いに顔を見合せて、自分達の休憩時間の長さを思い知らされた。

今日は休みじゃなくて、普通に仕事の真っ最中なのに…!!