「―松岡さんっ!!」 『…冴木君…?』 数メートル離れた場所から大きめの声で私の名を呼ぶと慌てな様子で駆け寄ってきて― 「やっと追い付いた!…大丈夫だった?!変な奴に何かされたとかは?!」 『ううん、大丈夫…。…冴木君…お祖母ちゃんは?』 「他のお茶飲み友達と静かな場所で花見したいって言うから、穴場まで送ってきたんだけど…」