緊張しながら待っていると、ようやく藤枝さんが顔を上げた。 そして形の良い眉毛をぴくりとも動かさないまま、真剣で何処か鋭い視線を向けられた。 「…週にどれくらい入れる?」 『週に4日から5日を希望します。時間はいつでも対応出来ます。』 「そう♪…厨房やらホールやら、どっちも受け持って貰う形になるけど…体力はある方かな?」 『普段から体を動かすのが好きでジムに通ったりしているので体力には自信ありますっ!』