メープル*パンケーキ【1巻】


…いつもとは違う…子供みたいな…あどけなさがある冴木君がそこに居た。

マスターは今までずっと手放さなかったビールを置くと冴木君とバトンタッチして、ひらひらと手を振る。

「はいよ。…幾斗、ちょっと休憩入りな。」

「うんっ!サンキュー♪」

『行ってらっしゃい♪』

冴木君に手を振ると嬉しそうに手を振り返してくれた。

すると、ニッコリ笑ったお祖母ちゃんと目が合い私は笑顔で頭を下げた。