メープル*パンケーキ【1巻】


―午前11時。
会場の雰囲気もかなり賑やかになってきて、
フランクフルトの売れ行きも上々だ。

藤枝さんの特性ソースがよっぽど美味しいのか、さっきから連続で買いに来るお客さんが結構居る。

冴木君は黙々と焼き続けて、私はひたすら会計とソースをかけてお渡しする。

マスターの藤枝さんと言えば……。

「く~~っ!!久々のビールは旨いねぇー!!おまけに幾斗チョイスのつまみも良い感じだし♪あっ!お姉さん可愛いね~♪どう?うちのフランクフルト、美味しいから食ってよ♪」