お客さんと勘違いしてるんだねっ。となれば…… 『…あのっ!今日面接を予定している松岡という者なんですが~!』 キッチンに向かって少し大きめな声で声を掛けると再び先程の黒髪の男性が少し慌てた様子で顔を出した。 「ああ~!面接の方っ!!適当にその辺の椅子に座って待っててもらって良い~?」 『あ、は~いっ!』