あの子が話し掛けてくれたから?気が紛れたのかな…? それともあの子を見た瞬間にぽてちに似てると思ったから心身が安心したとか?! もしそうだとしたら…ちょっと面白いかも…! 含み笑いを浮かべ、何気なく時刻が目に入ると今度はまた別な嫌な汗が噴き出した。 ―9時50分―。 『いっけないっ!』