私は駐車場へと足を進める―はずたった。 けど、一歩踏み出した瞬間冴木さんに呼び止められた。 「あのさ…松岡さん」 名前を呼ばれ振り向くと、なんだか冴木さんの顔付きに若干険しい印象を持った。 『??…はいっ?』 「今日、俺が外から戻ってきた頃何かあった?」 気さくに聞いてるふりだけど、探られてる気がする。