「了解♪んじゃホールよろしく♪」 再びホールに戻ると、一組のカップルが目に入ってきた。 『…あっ…』 その時私の身が一瞬硬直した。 よくよく見ると…私は男性の方に面識がある。 ううん…面識どころじゃなくてもっとよく知ってる。 ―何故ならその男は……。 私の元カレだから―。