『あっ…どうも…?』 軽く会釈をすると彼も同じく会釈してくれた。 すると二人同時にお店の入り口をチラッと見て、また視線が重なる。 「…あの…さ…、お店まだ開いてないよ?11時からだから…」 何やら言いたげな男の子。 でも私はこの店の従業員なんです! …なんて言っても仕方ないし…時間迫ってるし…。 男の子もやたら時計を見て、そわそわしてて…。