「当たり前だろが、なんで他人の番号渡すしかないんだよ。」 そっか。確かに…!! って、どうして書いてくれたの?! 豆鉄砲を喰らった鳩の様にぽかんとしていると、屈託の無い笑顔で笑われた。 「仕事の事で悩む事があれば相談のるから、一応登録しとけ。」 『え…う、うんっ!…ありがとう…?』 「じゃ、またな。運転気を付けろよ?」 『…うんっ』