『先輩もこんな遠くまで来るんだねっ、まさか今日も会うとは思わなかったよ』 「最新の店はチェックしておきたいんだよ。 でも夏音も意外と一人で出掛けるんだな?」 『実は今度飲食関係の仕事に就くんだけど、やった事無いから色々参考にしたくて……』 ―あっ…!!言ってしまった!! しかも結構さらりと…。今更訂正するのは遅すぎる。 先輩は意地悪く笑みを浮かべて、横から私の顔を覗き込んできた。