それからは、何故かまた無言になってしまった。 チラチラと先輩の視線が気になったけど、 特に会話をする訳でもなくて… 気が付けば私のアパートの近くまで来ていた。 『…先輩っ、もうすぐそこのアパートだから…この辺りで大丈夫』 「あ、そうなんだ?分かった。…あのさ…夏音」 『何?』 何か言いたげに俯いていた先輩だったけど、にこっと笑って私に向き直った。