バイトする彼★ ー不定期ー



そんな無表情男に私はニコッと笑いながら言った




『お兄様
お帰りなさいませ…』



ありったけのアニメ声で上目使いすると・・・

フッっと涼しげな顔で春日さんは笑った。



「メイド喫茶かよ」


『・・・ッ』


睨らみながら言うと顔を近づけて来た。


えっ?!



「おにーちゃんだろ?」



頭をポンっと手を置かれ、春日さんの息が私の顔にかかる近さで言う。




『ち、近いんですけど・・・』