「三宅くんっ!!」

そう呼ぶあの子は恋をしてる乙女の顔をしていて、〝告白するだぁ〟なんて呑気なことを考えてた。

それは、君が告白をOKするはずないって信じきってたから。

「ちょっとついてきて欲しいの……いいかな?」

「おー、いいよ」

そういい席を立つ君