空から君へ愛の手紙を。


ずっと見ていた。

最初の大会から。

初めての大会、立野君は遅ずきてダントツのビリだった。

毎回1位争いをするウチから見たらありえない!!

でも、何でかカッコよかった。

最後まで絶対に諦めない走りに、ウチはいつの間にか見とれていた。

周りに振り回されない。

例え何を言われても、立野君の目は絶対に諦めたりしなかったから。

正直無理だと思ってた。

陸上を続けても速くなんかならないタイプ。

そう勝手に決めつけていた。