空から君へ愛の手紙を。


「まだ結婚してねーよ。」

「結婚式ジャージで行ってやろうか?」

「俊にスーツは似合わねーもんな。童顔だし。背も低いし…」

「うっせー、身長は少し伸びたし。」

「あくまで少しな。」

蒼汰は来週式をあげる。

「俊も早く相手見つけろよ。30過ぎたらアウトだぞ。」

「はいはい。早く行けよ。」

でも、僕には無理だ。

「一生同じ人を思い続ける恋もいいだろ?」

あの頃の空を愛し続けるのも…なかなかじゃないか?

「そーゆーこと言うなって…じゃ、行ってくるわ。」