「そら…」 「蒼汰…君…」 横にいるのは坂本さん。 俺、あれだけ嫌がっていたのに今はどうでもいい。 空、何でお前は… そんな小さな白黒の写真の中にいるんだよ。 「箸渡り…どうぞ…」 空のお母さんの目はまだ真っ赤で、静かに箸を受け取った。 空の骨が、小さな箱に移される。 全ての骨が移された時には、また全員が泣いていた。 ただ1人を除いて。