何で、何でだよ… 空は言ったじゃん。 俺に、言ったじゃん!! 立野のことが、好きだって、言ったじゃん。 諦めずに頑張るって言ったじゃん。 何、頑張る前にいなくなって… 「そらっ!!」 朝清掃も、1時間目も、2時間目も、それ以降も、 授業が始まることはなく、学年全員の涙が、3年生の廊下に響いた。 全クラスから、涙の流れる音が、聞こえた。 空が、皆にとって、どれだけ必要な存在だったのか。