「ここについている血は、空ちゃんがななちゃんのことを思っていた証でしょう?」 『大丈夫だよ…』 まただ。 また、目が熱く。 大丈夫と言った時、空は私の頬に手をそえた。 泣かないでって、私の涙を拭った。 「そらぁっ!!」 私は、病院中に響き渡るように叫んだ。 大好きな、大好きな親友のことを。 また、振り向いて笑ってよ。 お願い、いつもみたいに、『ななおはよう!寝坊しちゃった。』って、笑って言ってよ。