仕方ない仕方ない。 「なぁ、たっちー。」 「何だよ、直也。」 熱めのお湯に静かに浸かる直也。 髪ふわっふわだな、こいつ。なんか、女子っぽい。 「たっちーはさ、小宮さんのこと好きなの?」 「なっ、何いきなり!?」 「いや、さ…」 「別に好きじゃ…」 「俺はっ、好きだよ。」 いきなりの告白に戸惑うしかない、よな? だって、空と直也って関わり、ない、気がする。 「俺さ、女の子っぽいよね。わかってるんだよ。自分でも。実際去年まで一人称は“直也”って自分の名前だったし。」 あー…覚えあるかも。