白雪姫と狂気の王

自分の中に少しずつ芽吹く仄暗い『欲』。
私が望めばリアラが拒否しようとも私の物になるだろう。
だがそれは、私もリアラも望んでいないが、私の中の『欲』は早く自分の物にしたいと手を伸ばそうとしている。

「…私の邪魔ばかりする…」

顔を出しそうになった『欲』を抑え込んで私は、リアラが立っているところまで行った。