白雪姫と狂気の王


聞いているこちらが心配になるほど、彼の話し方は失礼にあたる。
そんなことはは微塵も気にしていないのか、そのままの口調で話す。

「ルーク様?挨拶くらいしましょうよ。この方のこと気に入ってるんでしょ?」

話し方だけでも失礼なのに、あろうことか彼はアルティラ陛下の肩にポンと手を置いた。

「「!!」」

この行動には私もお母様も驚いた。

アルティラ陛下はチラッと後ろの彼を見た。

「レオン…周りが混乱する、手を退けろ」

「つい…いつもの癖が出ちゃった。すみません驚きましたよね」

レオンと言う名の彼は、頭を下げて一歩後ろに下がった。