リアラは無意識に後ろにいる男性を怯えた表情で見ていた。 リアラの様子など気にも止めず、女王はアルティラ国王に話しかけた。 「出迎えに行けず申し訳ございません、娘が不安そうにしていたもので落ち着くように言っていました所ですわ」 「っ………!」 嘘ではないから反論できない事が悔しくてしかたがない。 確かに私は不安に押し潰されそうになっていた。 悔しげな顔を見られたくなくて、視線を下に下げた。