白雪姫と狂気の王


ゆっくり開かれたドアから現れたのは、冷たい瞳をした綺麗な男性。
きっとこの方がアルティラ国王陛下だと一瞬で分かった。

身に纏うオーラが王としての威厳に溢れている。
つい、頭を下げたくなるようなオーラ。

国王陛下ばかりを見ていて気づかなかったが、その後ろに優しそうな笑みを浮かべた男性が一人立っていた。

この男性は私を見て、ニコリと笑った。
私はすぐにこの人は怖いと思った。

目が笑ってない…。