《短編》時計仕掛けのカトレイヤ



「ヘルメス...だと...」

「そう、そしてカトレイヤと生み出した父でもある」


だとしたら、こいつは何百年も生きていて、賢者の石を作り出した...伝説の錬金術師だと??


「ありえねー......」

「ふふ、そうだね...私もこうして人の前に現れるのは、数百年ぶりだ」

「じゃあ、カトレイヤを迎えに来たのか?」


俺はカトレイヤを奪われたくなくて、グッと抱き込む。
すると、ヘルメスは面白そうに俺を見つめた。