《短編》時計仕掛けのカトレイヤ



「カトレイヤっ、しっかりしろ、すぐに時計台に...」

「おいおい、俺たちを置いてどこへ行くつもりだ?」

「ソレは置いていけ。停止しても価値は高いからな」


私に優しく話しかけるカイの言葉を遮る男達。

それに、カイの空気が変わった。
ゆっくりと私を地面に寝かせると、男たちを振り返る。


「本気でやりあうのは何年ぶりか...」

カイ、なんか様子が...。