《短編》時計仕掛けのカトレイヤ



だって、ヘルメスは本当に私の、お父様だから…。


「どうやら、カトレイヤには心当たりがあるみたいじゃな」

「カトレイヤ?」


2人の視線が私に集まる。
私は、心を決めて、すべてを話すことにした。



「ヘルメスは、時計仕掛けの私を作った、錬金術士」

「は?マジで言ってんのか??」

「うん、実際にそう言ってた」


私が目覚めた時、確かにお父様はそう言った。
だから、それは嘘じゃないと思う。