~屋上~


『ごめんね…いきなり呼び出して…』


「ィヤ…ィイょ。」



『峻、ぁのね…龍之介は…』



「知ってるよ」



えっ?!
知ってたの?!



「なにびっくりした顔してんだょ。柔道やってて華原の膝のこと知らないのお前ぐらいだぞ?!」



『そうだったの?!』



「本当お前、前まで華原のことまったくと言って無関心だったのにな…」



峻は苦笑いしながら話した