「俺のこと…」
ッドキ…
おっ…俺のことがなに…?
もしかして「好き?」とか聞いてくるわけ?!
「俺のこと…」
ッドキドキ…
えっえっ…私華原のこと好き?嫌い?どっち??
なんでか心臓の音が勝手に大きくなってくる…
なにこのドキドキ…今までこんなことなかったのになんで…?
「…俺のこと・・・龍之介って呼んでね♪」
ハァ?!
『今までもったいぶってて結局それぇ??』
「アハハハ!!ひっかかったぁ♪珠華なんだと思ったの?!」
人の気も知らないでこの男はのんきに笑いやがってぇ!!
『別になにも!!』
私は怒りながら速足で教室に戻った
「珠華歩くの速いって!!」
まだ胸のドキドキが止まらなかった…
後ろから華原が…ィヤ龍之介が私を追いかけてきたのを見るともっと胸のドキドキが大きくなってしまう…
私本当にどうしたの…?
